結論
約43,000円なら、自分の用途ではA1を選んで正解でした。判断のポイント
- 256×256×256mmの十分な造形サイズ
- 希望サイズに届かなかったA1 mini
- 予算を超えたP1S
- 簡単なセットアップと速い印刷
- 満足できる造形精度と扱いやすさ
この記事では
A1 mini・A1・P1Sをどう比較したか、約43,000円という価格をどう判断したか、初回印刷までの実体験をまとめます。

家庭用3Dプリンターが欲しくなった理由
CADで考えた形を実物で確認したい
ひとつ目の目的は、CADで考えた形状を実物で確認するための簡単な仮試作です。画面上で寸法や形を考えるだけでなく、手に取って大きさや使い勝手を見られる環境が欲しいと考えました。
自宅で使う小物を作りたい
もうひとつは、自宅で使う小物の製作です。必要な形を自分で考え、必要なときに作れることに魅力を感じました。まずは複雑なものではなく、日常で使う小物から試すことにしました。
候補はA1 mini・A1・P1S
最後まで比較したのは、Bambu LabのA1 mini、A1、P1Sです。比較の中心は、購入時の自分の条件に関係した項目だけにしました。造形サイズと本体構造、AMSへの対応は、Bambu Lab公式ストアの掲載情報を確認しています。
| 項目 | A1 mini | A1 | P1S |
|---|---|---|---|
| 最大造形サイズ | 180×180×180mm | 256×256×256mm | 256×256×256mm |
| 本体構造 | オープンフレーム | オープンフレーム | 密閉型筐体 |
| AMS対応 | AMS lite | AMS lite | AMS |
| 購入時の本人の判断 | 造形サイズが条件に届かず | 用途と予算のバランス | 予算オーバー |
ここにある仕様は、あくまで比較のためのメーカー情報です。購入時に最も大きかった判断材料は、A1 miniなら造形サイズ、P1Sなら価格でした。
A1 miniではなくA1を選んだ理由
200mm以上の造形サイズが欲しかった
A1 miniを選ばなかった最大の理由は、造形サイズです。購入時は200mm以上の造形サイズが欲しいと考えていました。A1 miniの最大造形サイズは180×180×180mmで、欲しかった条件には届きませんでした。
「大は小を兼ねる」と考えた
家庭用3Dプリンターを買うなら、早い段階で造形サイズの制約は受けたくないと考えました。いつも大きなものを作る予定があったわけではありませんが、必要になったときにサイズで諦めないために、256×256×256mmのA1を選びました。
P1SではなくA1にした理由
P1Sは予算オーバーだった
P1Sは上位候補として検討しましたが、購入時の予算から外れました。購入当時は、材料やエンクロージャーについて十分に理解できていたわけではありません。P1Sを選ばなかった理由は、仕様ではなく価格です。
予算内で、希望した造形サイズを満たした
A1 miniでは希望していた造形サイズに届かず、P1Sは予算を超えました。その間にあったA1は、256×256×256mmの造形サイズを持ち、公式ストアのセールでは約43,000円でした。Bambu Lab製品としての信頼感も含め、自分の購入条件に最も自然に収まりました。
公式ストアのセールで約43,000円で購入
購入したのは、AMS liteを付けないBambu Lab A1本体です。公式ストアのセール時に約43,000円で購入しました。この金額は購入時の価格であり、現在価格を示すものではありません。
AMS liteは付けず本体のみにした
購入時は、デザイン性や多色印刷を特に考えていませんでした。まずは単色で形状を造形できれば十分だと考え、AMS liteは付けませんでした。
使い始めた今は、色を使ったデザイン性のあるものも作ってみたくなり、AMS liteが少し気になっています。この判断については、もう少し使ってから別の記事で考えたいと思います。
eSUN PLA+とIPAを用意
A1本体とは別に、eSUN PLA+とIPAを用意しました。これは購入時に自分が最初に用意したものです。材料については、購入前の時点で詳しく把握していたわけではありませんでした。
セットアップは非常に簡単だった
開封して必要な組立を行い、フィラメントをセットして初期設定を済ませ、印刷を始めるまでの流れは非常に簡単でした。細かな調整から始めることを想像していましたが、最初の一台として構える必要はあまりありませんでした。
設置してみると、本体寸法だけでは分からない前後左右のスペースが必要でした。この点は、実測を含めて別の記事でまとめる予定です。
最初に印刷したのはケーブルサポート
最初に印刷したのは、ケーブルサポートです。自分でCAD設計したものではなく、Bambu Labのアプリ内から利用できるモデルを選んで印刷しました。

3Dモデルを一から作らなくても、使いたいものを探してすぐ印刷できるので、A1をセットアップした直後でも簡単に実用品を作れました。ケーブルサポートはそのまま使えるため、最初に試すものとして実用的でした。

使い始めて感じたこと
印刷が速く、使い始めるまでが簡単
最初に感じたのは、印刷が速いことです。操作から印刷開始までの流れも分かりやすく、使いたいと思ったときにすぐ始めやすいと感じました。
造形精度が良い
最初に印刷したケーブルサポートも、想像していたよりきれいに造形できました。購入目的の一つであるCAD形状の簡単な仮試作にも、この精度なら使っていけそうだと感じています。
プレートから剥がしやすく、動作音も静か
造形後はプレートから剥がしやすく、扱いやすいと感じました。動作音も、購入前に想像していたより静かです。設置場所や印刷内容で感じ方は変わると思うので、この点は今後も使いながら見ていきます。
今のところ大きな不満はない
使い始めた時点では、A1本体に大きな不満はありません。次に気になっているのは、A1の欠点というより、使えるようになると多色印刷も試してみたくなることです。
AMS liteは少し欲しくなってきた
購入前は単色で十分だと考えていましたが、今は色を使ったものにも興味が出てきました。AMS liteを追加するかどうかは、実際にどんなものを作りたくなるかをもう少し見てから決めます。
まとめ
CADで考えた形の簡単な仮試作と、自宅で使う小物づくりという最初の目的に対して、A1は導入直後から使い始めやすい一台でした。特に、モデルライブラリから選んだケーブルサポートを簡単に印刷し、実用品としてすぐ使えたことが、今回いちばん印象に残っています。
これから実際に使う中で分かったことは、設置スペースや長期的な使い勝手も含めて別の記事として残していく予定です。
