3方式の比較
| 項目 | サーボ | ステッピング | インダクション |
|---|
| 一言で | 位置を見ながら動く | 指令した分だけ動く | 基本は回し続ける |
| 位置指令 | ○ | ○ | 基本不要 |
| 位置監視 | ○ | 基本× | 基本× |
| 得意 | 高速・高精度位置決め | 簡易位置決め | 連続回転 |
| 用途 | ボールねじ、割出し | 小型位置決め、送り | コンベヤ、ファン |
サーボモーター
現在位置を確認しながら、指令された位置へ動く。
※ここでは位置制御を代表例として示しています
PLCは閉ループの外から目標位置を与えます。Encoderはサーボモーターに内蔵され、現在位置はMotor + EncoderからDriverへ戻り、Driverが指令位置との差を補正します。
PLC
位置指令
例:90°へ移動 ↓
CLOSED LOOP CONTROLクローズドループ制御
DRIVERServo Driver指令位置 90°
現在位置 85°
↓ 位置差を補正
駆動電力
必要な電流を供給 ↓
MOTORENCODER(内蔵)
↖ CURRENT POSITION → DRIVER
- FEATUREエンコーダによる位置フィードバック
- FEATURE高速・高精度な位置決め
ステッピングモーター
指令したステップ数だけ動く。一般的な構成では、実際にその位置まで動いたかは確認しない。
PLCの移動量指令をDriverが相電流・励磁の制御へ変換します。一般的なオープンループ構成では、MotorからDriverへ現在位置は戻りません。
- FEATUREステップ数で回転量を決める
- CAUTION脱調時は指令位置と実位置がずれる
インダクションモーター
位置決めよりも、連続して回転させることを得意とする。
PLCの運転・停止・速度指令をInverterが周波数・電圧の制御へ変換します。Work SensorはPLCへ戻り、モーター位置は基本的に管理しません。
- FEATURE連続回転を中心とした構成
- CONTROLインバータで速度を変えられる
名前の分類軸は同じではない
設備設計では横並びで比較しますが、この3つは、そもそも同じ基準で並べられる名前ではありません。この分類の関係は、次の記事で図にして整理します
INDUCTION回転原理による名称
STEPPINGステップ回転する動かし方による名称
SERVOフィードバック制御を前提としたシステムとしての意味が強い
AT A GLANCE
SERVO位置を見ながら動く
STEPPER指令した分だけ動く
INDUCTION基本は回し続ける