Anker Nano ドッキングステーション レビュー|ThinkPadをUSB-C 1本でデュアルモニター化

仕事用のThinkPad X13 Gen 4を自宅デスクで使うとき、毎回のケーブル接続を避けるため、ドッキングステーションの導入を検討しました。

結論

自分の環境では、Anker Nano ドッキングステーションによってThinkPadをUSB-C 1本でデスク環境へ接続できるようになり、12,990円で目的を十分に達成できました。

判断のポイント

  • デュアルモニターへの映像出力
  • PCへの給電
  • 据え置き用に固定した配線
  • 接続とスリープ復帰の安定性
  • 12,990円で満たせた必要条件

この記事では

Anker Nanoを選んだ理由、ThinkPad X13 Gen 4との実際の接続構成、13-in-1を使い切っていなくても納得している理由をまとめます。

ThinkPad側はUSB-Cケーブル1本だけを接続したデスク環境。

Anker Nanoを選んだ理由

必要だったのは、外出先で一時的にポートを増やすためのUSB-Cハブではありません。モニターと電源の配線をデスク側へ固定し、ThinkPadだけを簡単に着脱するための据え置きドックです。

購入時はデュアルモニター対応、PCへの給電、据え置き運用、USB-C 1本でのPC接続を条件に比較しました。UGREEN Revodok Pro 314は、映像出力と給電の条件が近く、かなり魅力的な候補でした。

ただ、Anker Nanoを12,990円で購入でき、必要だったデュアルモニター、給電、据え置き運用を満たしていました。13-in-1というポート数ではなく、この条件と価格の組み合わせでAnker Nanoを選びました。

製品映像出力PCへの給電電源価格・価格感本人の判断
Anker Nano A83C3111HDMI ×2、DP ×1最大100W付属ACアダプター12,990円で購入必要条件を満たした
UGREEN Revodok Pro 314HDMI ×1、DP ×2最大100W140W電源アダプターかなり魅力的な候補最後まで比較対象
Anker Prime A83B6HDMI ×2最大100WAC-DC電源内蔵高価格帯今回の条件には過剰
Anker PowerExpand A8392HDMI ×2、DP ×1最大85W付属135W電源アダプターNanoより高い価格帯比較対象
WAVLINK WL-UG69PD24系DP ×2、HDMI ×1最大100W付属130W電源アダプター高機能な候補必要以上の映像出力構成

WAVLINKについては、比較対象をWL-UG69PD24系として確認しました。DisplayLinkドライバーを必要とする製品のため、今回の構成とは前提が異なります。

Anker Nanoの購入判断に関係した仕様は、HDMI 2基、PCへの最大100W給電、付属ACアダプター、約1mのUSB-Cケーブルです。EthernetやSD/microSDも搭載しますが、これらは今回の購入理由ではありません。(Anker公式製品ページ)

ThinkPad X13 Gen 4との実際の接続構成

使用PCは、仕事用のThinkPad X13 Gen 4 Intel版です。Thunderbolt 4 / USB4ポートは、データ転送、USB Power Delivery、DisplayPort出力に対応しています。(Lenovo PSREF)

接続先接続方法実際の設定
ThinkPad X13 Gen 4USB-C給電+映像出力
Xiaomi G34WQi 2026HDMI3440×1440 / 60Hz
LG 27GN600-BHDMI1080×1920 / 60Hz、縦置き
付属ACアダプターDC入力常時接続

ドックには、ThinkPad接続用USB-C、HDMI 2本、付属ACアダプターを常時接続しています。

映像・電源・PC接続をドック側へ集約した状態。

Anker公式には接続条件ごとの出力目安がありますが、今回のThinkPad X13 Gen 4では、3440×1440・60Hzと1080×1920・60Hzの2画面を実際に同時使用できています。(Anker公式取扱説明書)

USB-C 1本にして実際どうだったか

机に戻ってThinkPadへUSB-Cケーブルを1本挿すだけで、充電と2台の外部モニター環境へ戻れるようになりました。

以前は充電用ケーブルとモニター用ケーブルを個別に接続する必要がありましたが、現在はデスク側の配線を触る必要がありません。ThinkPadを持ち出すときも、PC側のUSB-Cを抜くだけです。

接続の安定性にも、現時点では問題を感じていません。映像が出ない、モニターが頻繁に切れる、USB-Cを抜き差ししないと復帰しないといったことはありませんでした。ThinkPadをスリープから復帰させたときも、外部モニターはすぐに復帰しています。

ThinkPad側の接続はUSB-Cケーブル1本。

本体は使用中に温かくなります。ただし、現在の使い方では温かいと感じる程度で、問題にはなっていません。

13-in-1でも実際に使っているポートは少ない

日常的に使っている端子は4つです。

  • ThinkPad接続用USB-C
  • HDMI ×2
  • DC電源入力

一方で、Ethernet、SD、microSD、USB-A、その他のUSB-C、オーディオ端子は使っていません。着脱式の6-in-1 USB-Cハブも、取り外して単独使用したことはありません。

13-in-1という名前に対して、実際に使っているポートはかなり少ないです。ただし、ポートを使い切ることは購入目的ではありませんでした。デュアルモニター、PCへの給電、据え置き、ThinkPadの着脱をまとめて満たせたことが、自分にとって重要でした。

将来の拡張余地はありますが、現時点で使っていない端子を便利だったとは書けません。13ポート全部は必要なかったものの、必要条件を満たす製品が結果として13-in-1だった、という評価です。

使用中の端子と、現時点では空いている端子。

まとめ

Anker Nano ドッキングステーションは、仕事用ThinkPad X13 Gen 4を自宅デスクで使うための据え置きドックとして導入しました。

実際には、Xiaomiの3440×1440・60Hzと、縦置きLGの1080×1920・60Hzを同時に使用できています。ThinkPadへの給電もUSB-C 1本でまとめられ、接続やスリープ復帰にも今のところ問題はありません。

13ポートすべてを使っているわけではありません。それでも、必要だったデュアルモニター、給電、据え置き運用を12,990円でまとめられたため、自分の用途では納得できる選択でした。

UPDATE

2026.08.15

モニタをほかのPCと共用している場合当然自動では切り替わらないため、そこそこ手間に感じます。ドッキングステーションの問題ではないですが、今後対策が必要です。